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気になる物件は急に現れるもの。
最寄駅からはバス利用、これまでであればパスしていたかもしれない
立地ながら、物件も周辺環境も魅力的な戸建が出てきた。

場所は調布駅からバスで20分ほどの調布市深大寺の住宅街。
戸建てといっても一階と二階がそれぞれ賃貸に出されている。

築一年、ペット可、追い炊き機能付きのお風呂、キッチンも立派、
広めバルコニー、ロフト付き1LDKで家賃は相場よりかなり安い。
随分好条件。これは見に行く価値あり!

不動産屋さんによるとこの物件、一階にすむオーナーの娘さんが
二階に住んでいて、最近結婚をして出て行かれたそう。
そうなると広い一軒家に老夫婦二人で住んでもね,,,ということで
一棟丸々貸し出すことになったのだとか。
最初、不動産屋さんが声を潜めて切り出すものだから、訳あり物件か,,,!? と思ったら
おめでたい話でした。
家賃の安さは、オーナーさんにゆとりがある、ということです。

ふとこの時、親が娘にかける気持ちや財力とはすごいものだなと
改めてその部屋を見渡して思った。
ひとり暮らしには立派なシステムキッチン、注文と思われる作り付けの食器棚、
そのまま使うなら差し上げますというシングルベッドはまだピカピカの
フランスベッドのもの。
パステルグリーンでまとめられた洗面台もトイレも設備系はハイグレード。
広く取られたバルコニーにはフカフカの人工芝らしいものが敷かれていた 、”娘のために”。
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ポストも明かり取りの窓も、”娘のために”がひしひしと感じ取れる

だから、だからというわけではないけれど
きれいに整ったこれほど好条件な部屋は滅多に出ないかもしれないけれど、
ここで猫と暮らす自分の姿は見えなかった。
内見前は即決もありやの勢いではあったけれどすんなりお見送り。

住宅街や畑を横目にうねうねと走るバスからの風景は
緑多くのどかで結構気にいるものだったけれど。




# by kokoswan | 2019-11-02 19:30 | どこへ行こうか どこで暮らそうか 猫は?
そういえば、夏の間にリサーチに出かけた横浜市青葉台周辺。
ささっと立ち寄った田奈駅もかなり気に入った。

駅前がもう一面田んぼ。ここは横浜なのかと思うくらい見渡す限り立派な田んぼ。
隣の青葉台駅には無印もスタバも東急フードショーもあるのに!

田奈駅近くにあったプレハブ小屋のようなとれたて野菜売り場で
バジルと満願寺唐辛子を買った。

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新鮮だし安かったなー


***どこへ行こうか どこで暮そうか 5_e0148304_23405705.jpg

















バジルソースと満願寺唐辛子は出汁浸しになりました

完全な田舎暮らしじゃない。住まい周辺はどっぷり田舎風、
電車や自転車で少し移動すればそこそこ便利。
そんなバランスもいいかもね、田奈駅と青葉台駅の並びを見て思う。

しばらく通っている空手道場が三軒茶屋にあるのでそこでまだ学びたいしな,,,
そうすると田園都市線は、すごくいい。

猫に空手。
猫、空手,,,身軽に自由に!と思いながらまた縛りが。



# by kokoswan | 2019-10-16 12:44 | どこへ行こうか どこで暮らそうか 猫は?
この夏の間中、引越し先を探してました。

日課のようにネットを見ていて薄々気がついたけれど、真夏は物件に動きがない。
そりゃそうだ。
一度だけ八月の引越し経験があるけれど、自分も引越し屋さんもみんなが大変、
暑すぎて。

「9月になると異動の時期ですからまた動きも出てくるかとおもいます!」
とここしばらくお世話になっている、お若くてピチピチ、熱心に頑張ってくれる
不動産屋のKさんもおっしゃるので、いよいよか!と9月を迎えたところです。

とその前に、こないだうち内見に行っていた横浜市青葉区エリアについて。
かなり気に入ったのがこどもの国線。

動き出した電車から見え始めた風景に胸が高鳴った。
実家のある青森で、いつか見たような,,,,畑、緑、のどか〜

***どこへ行こうか どこで暮そうか 4_e0148304_22490003.jpg

















田園都市線 長津田駅でこどもの国線に乗り換え、二駅目でもう
終点のこどもの国駅。乗車時間わずか6分。
駅前がこれ。緑深し、とっても静か、セミの声が響き渡るばかり

界隈で数件内見したけれど、少しづつ惜しい感じ。
引き続き探そう。
***どこへ行こうか どこで暮そうか 4_e0148304_23213686.jpg

















希望は1LDKか2LDKのペット可物件。バストイレ別、窓からの
眺望に抜けがあってできれば緑が見えるか一階物件なら庭あり。
小さい戸建てや庭付きのテラスハウスもいいな,,

内見が止まっている間にふと思ったこと。
気に入ったこどもの国駅周辺、”こどもの国”と言うだけあってファミリー層が多そう。
ま、多いでしょう!

......昔むかし、別居したての頃。街やスーパーで仲睦まじげな夫婦や家族連れを
見るのが辛かった時期があった。並んだレジの先でお会計中のご夫婦が交わす
たわいない会話を聞いただけで、その場でしゃがみこんで泣いてしまいたい気分に
なったこともあった。
「なんでもないことが幸せだったと思う」って本当にそう。

わざわざひとり暮らしするとしたらどんなものだろうか?
スーパーや地元のお祭りとか、溢るるファミリー感に寂しくなったりするだろうか、この街。

......久しぶりに当時を思い出して、一瞬心が揺らいだけれど大丈夫みたいだ。
今はもう同じ光景も違ったものに映る。
とらわれず、気に入る物件に巡り会えたらここでもいいし、ほかでもいい。






# by kokoswan | 2019-09-05 13:31 | どこへ行こうか どこで暮らそうか 猫は?
引越しを考え始めた時、頭の隅にあったのは猫のこと。

よくある問いに「犬派?猫派?」というのがあるけれど
私は長い間なんの迷いもなく「犬」と答えていた。

実家も2代にわたり犬を飼っていた。
子供の頃には祖母の家からもらってきたスピッツ系の雑種。
私が東京へ来てから家族たちが飼い始めた柴風の保護犬、
身近なのはずっと犬だった。

それが二年前のこと、古くからの友人が猫と暮らすようになり、
ある時、友人夫婦の数日の留守中に
飼い猫 ”照太郎” のお世話係を仰せつかうこととなる。

***どこへ行こうか どこで暮そうか 3_e0148304_22232682.jpg

















2017年 5月 少し子猫の面影。
預けていた動物病院へ照太郎を迎えにいき友人宅へ連れ帰る。

水やトイレ、まったくもって猫慣れしていない私はぎこちなく接する。
初めてのチャオチュールも恐る恐る。

あちらもまだ警戒してじゃれてはこないが、ふと足元を
触れるか触れないかの距離ですり抜けて行ったりする。
間合いの測り合いか。

初めてのお留守番を心配する友人に”照太郎元気です写真”もメールした。

以来、たんまり撮った照太郎の写真をことあるごとに眺めてはニヤニヤ...
進んで見ることはなかった猫動画も観るようになった。

***どこへ行こうか どこで暮そうか 3_e0148304_13490028.jpg

















2019年3月 だいぶ大きくなった照太郎
アザラシっこ。


ふと、ペット可賃貸物件ってどんなものだろうかと、
まずは近場で数件内見してみたのが5月のこと。
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世田谷区内の2DK(33㎡)ここはとにかくレア物件だった。
住人が猫を飼うことになったら、先ずは動物病院で健康診断を受けさせ、
去勢、避妊が必要な場合も全てオーナーさんが負担してくださるそう


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壁紙を変えたい、塗りたい、棚を取り付けたいなどの希望も入居時にリクエストできる。
入居者同士も緩〜く繋がり、いざという時に連絡を取れるようになっているとか。
内見時にお隣さんの部屋もお邪魔して見せてもらったり色々がレア

最寄駅から遠いこともあって、世田谷区内のペット可物件としては
家賃も控えめ、周辺環境もよく、好きなように手を加えられる。
自宅を仕事場とすることや猫と暮らすことをイメージするともう少し広さが欲しい。
魅力的でかなり揺れたけれど、見送り。

それにしても猫のことは知らなすぎるし
子供の頃以来動物と暮らしたこともない、大丈夫か?
このままペット可物件で進むかどうか引き続き手探りの巻。













# by kokoswan | 2019-08-21 13:52 | どこへ行こうか どこで暮らそうか 猫は?
27年前に青森から上京して
初めてひとり暮らしをしたのが練馬区の下赤塚という街。

都会を夢見た田舎者の私にとって、
スタートで「東京23区内に住む」ということは憧れであり目標でもあった。
どんだけ〜

26歳でイラストレーターとして一応の独立をした時、
仕事道具のひとつとして持つことになる「名刺」に
23区が刻まれることは素直に嬉しかった。
たとえ練馬区でも!(練馬区民の方申し訳ありません)

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バブル崩壊からまだ浅い1991年。21歳。
練馬区下赤塚の木造アパート、せいぜい13平米が6万円は高いな

メールで大方のやりとりが事足り、ホームページやSNSが
ポートフォリオ(自分の作品ファイル)となりうる今とは違い、
仕事を獲得するため、出版社へ営業に出向けば名刺を交換し
打ち合わせに出向いても名刺を交換...
先方が作品よりも先に目に触れる名刺、これを以って
田舎者コンプレックスや自信のなさをそっとぬぐい去りたい,,
無自覚にそんな気持ちであったかと思う。

この仕事をしているうちは「23区内でしょ!」という謎の信条というかもはや呪縛。
「それがなんだ?」
「この家賃を払い続けてまでここにい続ける意味ってなんだ?」
「これまで家賃に多く充ててきた分を他の充実に充てたい、
なんだったらば緑の多い場所で、庭か畑、動物と暮らすなど!」
2018年、それは急にやってきた。

そういった訳で、次の住処は広い範囲で考えることにしたら迷走が始まった。
青森Uターンではないことも、地方移住でもないというのはわかる。
東京、神奈川、埼玉を範囲にするとしても...広いな〜
23区信仰が長すぎて考えたことなかったしな。

今よりもう少し静かな場所で緑が豊かな場所,,,,

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月一で骨董市も開かれる高幡不動は好きで何度か訪れている
<東京都・日野市>

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駅から高幡不動尊へ向かう参道沿いの天丼屋でお昼ご飯を食べるのが毎回。
B級な雰囲気、安くてボリュームがあって食堂の天丼といった感じ。
おいしい。

高尾、青梅、国立、逗子、小田原、相模湖、高幡不動,,,どこへ行こうかー。


# by kokoswan | 2019-08-06 15:22 | どこへ行こうか どこで暮らそうか 猫は?